THEBEAUTIFUL CLINICTHE Beautiful Clinic

シミ・赤み

韓国でレーザーを受けたい方へ:悩みごとの機種選びと、短い滞在での組み立て方

韓国のレーザー治療は悩みごとに機種が分かれ、多くは数週間おきに複数回受けます。当院の1回料金は109,000〜179,000ウォンです(2026年8月20日付、10%のVAT別)。

チャン・ドンフン

執筆・医学監修 チャン・ドンフン · 創設者・院長

公開日 · 10 分で読めます

ソウル・論峴のTHE Beautiful Clinicで、施術用のベッドが並ぶ処置スペース

韓国はレーザーの施術が盛んだと聞くけれど、シミ、赤み、毛穴、くすみのどれにどの機種が合うのか分からないまま、検索を続けていませんか。

クリニックに問い合わせる前に、まずこの記事で全体の地図をつかんでください。

読み終えるころには、悩みごとに当院で使う機種、回数とダウンタイムの目安、1回あたりの料金、そして2〜4日の滞在で何ができて何が難しいかがわかります。

こんにちは。ソウル江南のTHE Beautiful Clinic 院長、チャン・ドンフンです。当院では初めての方に3D Meta-Vu(メタビュー)の肌分析を行い、その画像を一緒に見ながら機種を決めます。日本語での相談に対応しており、院内スタッフが予約時間に合わせて無料で通訳に入ります。

この記事を書いたのは、韓国に行けば1回のレーザーで肌が変わると考えて旅程を組む方が少なくないからです。色素や赤みのレーザーは、数週間の間隔をあけて回数を重ねるのが普通で、1回目は治療の入り口にあたります。

先に答えを書くと、茶色のシミや肝斑にはピコウェイやスターウォーカー、赤みにはVビームやエクセルV+、毛穴や肌のきめにはフラクセルを検討します。どれを選ぶかは悩みの呼び名ではなく、分析で見える色素の深さと血管の状態で決まり、効果には個人差があります。

悩み別に見る、当院のレーザーの選び方

韓国 レーザー治療と一口に言っても、色素を砕くもの、血管に吸収されるもの、肌に細かな穴を開けて入れ替えを促すものでは、働きかける相手が違います。下の表は、当院が悩みごとに最初に検討する機種の目安です。

悩み別に検討する機種と、回数・ダウンタイムの目安
悩み検討する機種回数の目安ダウンタイムの目安
シミ・そばかすピコウェイ、スターウォーカー4〜8週間おきに複数回ピコウェイは少なめ。スターウォーカーは照射部に3〜7日かさぶた
肝斑ピコウェイ、エクセルV+を段階的に肌の反応を見ながら間隔をあけて複数回少なめから軽い赤みが数時間
赤み・広がった毛細血管Vビーム(パーフェクタ)、エクセルV+Vビームは3〜5回設定により数時間の赤みから1〜2週間ほどの紫斑
毛穴・肌のきめフラクセル回数を重ねて積み上げる3〜7日ほどの赤みと皮むけ
くすみ・顔全体のトーンピコトーニング(ピコウェイ)4〜8週間おきに複数回少なめ

表の機種は出発点で、そのとおりに決まるとは限りません。頬に肝斑と赤みが重なっているように、ひとつの顔に複数の悩みがあることのほうが多いからです。

当院のブログでは、いくつかの悩みを別の記事で詳しく扱っています。茶色のシミと肝斑の見分け方は韓国のシミ取りガイドに、凹んだ跡と赤い跡の違いは韓国のニキビ跡治療ガイドにまとめました。針と高周波を使うポテンツァはレーザーとは別の仕組みで、ポテンツァのガイドで説明しています。

肌分析で何を見てから機種を決めるか

3D Meta-Vuは、顔の輪郭に沿って光を当てて立体的に撮影し、色素、メラニン、赤み、毛穴、皮脂、きめなどを項目ごとに分けて見る分析です。メイクを落として撮影し、所要時間は10分ほどで、診察に含まれるため追加料金はかかりません。

レーザー選びで分析がものを言うのは、同じ茶色でも深さが違い、同じ赤でも原因が違うためです。色素の深さや血管の層は写真では見えないので、事前に送っていただいた写真からは大まかな見立てまでしかお伝えできません。

黒い石の台の上に楕円形の鏡が2つ並ぶ、THE Beautiful Clinicの施術室
レーザーの施術を行う部屋のひとつです。分析と診察のあと、この部屋に移ります。

機種ごとの特徴:ピコウェイからフラクセルまで

当院で肌の悩みに使う主なレーザーは次の5機種です。1回の来院で1機種に限らず、分析の結果によって同じ日に組み合わせることもあります。

  • ピコウェイ(PicoWay):1兆分の1秒単位のパルスで、熱ではなく衝撃波によって色素を細かく砕きます。532・730・785・1064nmの4波長を持ち、まわりの組織に残る熱が少ない機種です。顔全体のトーンを整えるピコトーニングにも使います。
  • フォトナ スターウォーカー(Fotona StarWalker):Qスイッチの強いエネルギーとピコ秒の照射を4つの波長で使い分けます。日光によるシミのほか、カフェオレ斑や太田母斑、体のシミにも使います。
  • エクセルV+:2つの波長を1台に持ち、赤い部分と茶色の部分で波長を切り替えながら照射します。スポットの大きさとエネルギーは、部位ごとに決めます。
  • Vビーム(パーフェクタ):血液中のヘモグロビンに吸収される波長で、広がった毛細血管や赤ら顔、ニキビのあとに残った赤みに使います。茶色の色素を取る機種ではありません。
  • フラクセル:目に見えないほど細い柱状のレーザーを格子状に当て、あいだに照射しない肌を残します。残した肌が回復を支えるため、全面を削る方法より回復が早く、毛穴やきめ、凹んだ跡に回数を重ねて使います。

Vビームは、ピコウェイ、エクセルV+、スターウォーカーと同じ日に受けることができます。赤みと茶色が重なっている方は、1回の来院で両方に手をつけられるということです。

白い背景に置かれたフラクセルのレーザー本体
当院が毛穴と肌のきめに使うフラクセルの本体です。

Candelaは、ピコウェイの施術はふつう数週間の間隔で何回かに分けて行い、1回は15〜20分ほどだと説明しています。皮膚科の情報サイトDermNetは、ピコ秒レーザーの主な用途に太田母斑や日光性のシミを挙げ、肝斑への使用も報告されているとしています。

2〜4日の韓国旅行でできること、難しいこと

短い滞在でできるのは、分析と診察を受け、1回目のレーザーまで進むところです。色素や赤みの機種は回数を重ねて効いていくものなので、2回目以降は次の訪韓に合わせて組むのが現実的です。2回目以降も、その時点の価格表の1回料金で計算します。

  1. 到着日か翌日に来院:初めての来院は60〜90分ほどかかり、パスポートが必要です。分析と診察のあとに見積もりをお伝えし、納得できればその日のうちに施術まで進めます。
  2. 施術のあと24〜48時間:熱いお風呂や運動など、体を温めることを控えます。サウナは1週間、強い直射日光は2週間避けてください。
  3. フラクセルを受ける場合:赤みと皮むけが3〜7日ほど続くため、帰国便の日もまだ皮がむけていることがあります。人に会う予定から逆算して日を選んでください。
  4. 帰国便の日:機内の乾燥と気圧の変化があるため、レーザーは帰国便の当日には入れません。前日までに済ませる日程にします。
  5. 帰国後:経過の相談はLINEで受け付け、24営業時間以内にお返事します。

サーマクールFLX(Thermage FLX)やウルセラプライム、シュリンクユニバースのように熱を使うリフティングと同じ旅程で受けたい方は、順番に注意が必要です。熱を使うリフティングの直後に色素のレーザーを当てると炎症後色素沈着のリスクがあるため、間隔は診察で決めます。

韓国のレーザー料金:当院の価格表

下の表はすべて1回あたりの価格で、何回分かをまとめた料金ではありません。アイリーンまたはモザイクとの併用は、同じ1回の施術に組み合わせた場合の価格です。

当院のレーザー料金(2026年8月20日付の価格表、10%のVAT別)
機種内容料金(ウォン)
フラクセル1回109,000
スターウォーカー1回129,000
ピコウェイ(ピコトーニングを含む)1回149,000
ピコウェイアイリーンまたはモザイクと併用、1回169,000
エクセルV+(Excel v3)1回169,000
エクセルV+(Excel v3)アイリーンまたはモザイクと併用、1回189,000
Vビーム1回179,000

価格は2026年8月20日付の価格表によるもので、10%の付加価値税(VAT)は含まれていません。最終的な金額は、3D Meta-Vuによる分析と診察のあと、施術を始める前に確定します。

ピコウェイで首を加える場合は追加料金がかかり、10回分をまとめたパッケージはありません。エクセルV+でデコルテを加える場合は首も含みます。お支払いはカードと現金で、Visa・Mastercardが使えます。

見積もりを聞いたうえで、受けないと決めても構いません。来院を決めたら、ピコウェイの予約ページから希望の日を選べます。

ダウンタイムと主なリスク・副作用

ダウンタイムは機種と設定で変わり、同じ設定でも個人差があります。ピコウェイはダウンタイムが少なめで、エクセルV+は軽い赤みが数時間ほどです。スターウォーカーは照射した部分に3〜7日ほどかさぶたができ、フラクセルは3〜7日ほど赤みと皮むけが続きます。

Vビームは、設定によって数時間で引く赤みから、1〜2週間ほど残る紫斑(あざ)まで幅があります。洗顔とメイクは翌日から、サウナや辛いもの・熱い食べ物は1週間、運動は3〜5日控えてください。

DermNetは、ピコ秒レーザーで起こりうる反応として、痛み、赤み、むくみ、点状の出血、かさぶた、水ぶくれ、傷あと、色が濃くなる・薄くなるといった変化を挙げています。出力が強すぎると反応も強く出る、とも書いています。

米国皮膚科学会(AAD)は、赤ら顔の血管へのレーザーでは、施術後の赤みは多くが2週間以内に、紫や赤の斑点は1〜2週間で引くことが多いと説明しています。施術のあとは日焼けを避けることが大切だ、とも書いています。

先に相談してほしい方

次に当てはまる方は、予約の前にLINEで知らせてください。機種を変えるか、時期をずらすことがあります。

  • 日焼けしたばかりの方、旅行の直前に強い日差しを浴びる予定がある方
  • 同じ旅程でサーマクールFLXやウルセラプライムなど、熱を使うリフティングを受ける予定の方
  • レチノイドなど刺激の強いスキンケアを使っている方
  • 頬の茶色が肝斑かもしれないと言われたことがある方
  • 持病がある方、服用中の薬やサプリメントがある方は、診察でお知らせください

AADは、日焼けや日焼けによる炎症がある肌にはレーザーを当てられないこと、使っている薬やサプリメントはすべて医師に伝えることを挙げています。当院でも、分析と診察で肌の状態を見てから当日の施術を決めます。

レーザーより注入や高周波のほうが合う悩みもあります。そう判断したときは、レーザーをすすめずに別の選択肢をお話しします。

要点

  1. シミ・肝斑にはピコウェイやスターウォーカー、赤みにはVビームやエクセルV+、毛穴ときめにはフラクセルを検討し、最終的な機種は3D Meta-Vuの分析と診察で決めます。
  2. 当院の料金は1回ごとで、フラクセル109,000ウォン、スターウォーカー129,000ウォン、ピコウェイ149,000ウォン、エクセルV+169,000ウォン、Vビーム179,000ウォンです(2026年8月20日付の価格表、10%のVAT別)。
  3. 色素と赤みのレーザーは数週間おきに回数を重ねるもので、2〜4日の滞在では1回目までと考えるのが現実的です。
  4. レーザーは帰国便の当日を避け、施術後2週間は強い直射日光を避けます。効果とダウンタイムには個人差があります。

よくいただくご質問

韓国のレーザーは1回いくらですか。

当院ではフラクセルが109,000ウォン、ピコウェイが149,000ウォン、Vビームが179,000ウォンです。2026年8月20日付の価格表による1回あたり・10%のVAT別の価格で、最終的な金額は分析と診察のあとに確定します。

1回の施術で効果は出ますか。

色素や赤みのレーザーは、数週間の間隔をあけて回数を重ねることが多い施術です。Vビームでは3〜5回を目安にしており、必要な回数は分析と1回目の反応を見て決めます。効果には個人差があります。

シミと赤みを同じ日に治療できますか。

Vビームは、ピコウェイ、エクセルV+、スターウォーカーと同じ日に受けられます。どの組み合わせにするかは、分析と診察で決めます。

ダウンタイムはどのくらいですか。

機種と設定で変わります。エクセルV+は軽い赤みが数時間ほど、フラクセルは3〜7日ほど赤みと皮むけが続き、Vビームは設定により1〜2週間ほど紫斑が残ることがあります。

レーザーを受けた日に帰国便に乗れますか。

機内の乾燥と気圧の変化があるため、レーザーは帰国便の当日には入れません。出発の前日までに受ける日程をおすすめします。

熱を使うリフティングと同じ旅行で受けられますか。

熱を使うリフティングの直後に色素のレーザーを当てると、炎症後色素沈着のリスクがあります。同じ旅程で受ける場合の順番と間隔は、診察で決めます。

日本語で相談できますか。

日本語での相談に対応しています。院内スタッフが予約時間に合わせて無料で通訳に入り、LINEのお問い合わせには24営業時間以内にお返事します。

結果と回復には個人差があり、どの施術にも副作用の可能性があります。料金はクリニックの料金表に基づき、カウンセリング時に確定します。この記事は一般的な情報であり、診断ではありません。

チャン・ドンフン

執筆者について

チャン・ドンフン

創設者・院長

江南・論峴(ノニョン)にあるTHE Beautiful Clinicの創設者・院長です。施術計画を立てる前に、すべての患者様の肌診断結果に目を通します。このブログの記事も、クリニックで実際に行っている内容と照らし合わせて監修しています。

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